donpo9’s blog

脳卒中を体験した人の生活の楽しみ具合レポート

通院日

通院日

 

私はキャッスルマン病のキャリアです。

昨日は月に一度の通院日でした。生物学的製剤を一時間かけて点滴注射します。

小田急線で新宿まで行きJR総武線に乗り換えて信濃町まで行きます。

総武線は怖いです。何しろ乗車しようとして片足が中に入っている状態でもドアが閉まるのです。

昨日は二度目の同じ怖い体験をしました。

一度目は以前新宿駅で乗車するときに。

昨日の場合は目的地の駅の一つ手前で混雑した車内で「降ります」の声を聴きました。

道を譲るため一度プラットホームに降りて再び乗り込もうとした時に体験しました。

全くおとっとでした。

乗務員さんもこのようなドアの開閉をしないとダイヤ通りの運行ができないほどの状況なのでしょうね。

月に一度しか都内には出向かないのですが、心してもたつかずに乗るようにしないといけません。

信濃町からK大学病院へと急ぎ足に向かいます。

月に一回の点滴注射の通院ですが、3か月に1回は血液内科の主治医の診察と血液検査があります。

昨日はその月でした。

近代化が進んだ病院です。良くシステムが整理されていると思います。

さらに進化した新館ができました。

システムに対してのこちらの学習能力が曖昧なため段取りが不十分で

昨日は思わぬアイドリングタイムをたっぷり招いてしまいました。

が、おかげさまでたっぷり経験智を増やすことができました。

次回からはスムーズに受診できます。

 

温州ミカン 糖度12体験

温州ミカン 糖度12体験

 

 

私は温州ミカンが大好きです。特に小粒のSサイズの温州ミカンに目がありません。

気が付けばあっちのスーパーでもこっちのスーパーでもMサイズやLサイズを

押しのけるようにSサイズあるいは2Sサイズのミカンも店頭に並んでいるじゃありませんか。

毎年今頃はこんな感じの時期があったんだ。

迂闊にもこれまで全く気が付きませんでした。

Sサイズを店頭で見かければ前に買ったミカンを全部食べ切っていなくても追加で買い求めます。

産地には拘りません。「どんな味かなぁ」と一応チェックのつもりで買います。

中に特売ではあったけれども「味のとぼけたもの」を買ってしまったときには

若干の後悔を覚えます。口惜しさからラベルをしっかり目に焼き付けます。 

その産地のその売られ方をしているミカンには二度と手を出さないようにします。

とはいえそこは温州ミカンだけあって「喉元過ぎれば○○忘れる」です。

かっこよく言えば私のミカンに対する博愛心です。 

甘いミカンも甘くないミカンもみんなこよなく愛しているのです。

そんなこんなの日々で今日の遭遇。

「糖度12」とわざわざ表示している温州ミカンを見つけました。

値段は日頃私がだいたい買い求める価格帯プラス120150円割高で一瞬ひるみましたが

思い切って買いました。帰宅後どの粒から食べようかと指先センサーフル稼働で選出。

ピンポイントで食しました。ラベルに嘘はありませんでした。

甘いです。甘さに納得のいく糖度です。

しかも一粒食べ終えた後口中にも脳内にも「甘さの印象」がしっかり残ります。

「糖度12」というレベルはしっかり甘さ体験の余韻が残る閾値なのでしょうね。

 

 

ばぶさんの 「うさぎくんとかめくん」 (第4稿)

ばぶさんの『うさぎくんとかめくん』   (第4稿)   作・曵田原宏

 

よく晴れた青い空に白い雲がぽっかりと浮かんでいます。 

うさぎくんがはらっぱに寝転んで空を見上げています。

すると誰かの声が聞こえてきました。

「うんとしょ、よいとしょ、うんとしょ、よいとしょ」

見るとそれは頭にハチマキをまいたかめくんでした。

ハチマキには『がんばれマラソン大会』と書いてあります。

「うんとしょ、よいとしょ、うんとしょ、よいとしょ」

「おーい、かめくん。なにやってんだい?」

「うんとしょ、よいとしょ、うんとしょ、よいとしょ」

「おーい、かめくんったら。なにをやってんだい?」

「うんとしょ、よいとしょ、うんとしょ、よいとしょ

やあ、うさぎくん。みればわかるでしょ。

かけっこのれんしゅうさ」

「え~~っ『かけっこのれんしゅう』だって?」

「うん、そうだよ。

うんとしょ、よいとしょ」

「はっはっはっは。それでもかけているつもりかい?」

かめくんの足が遅いのを、うさぎくんはバカにして歌いました。

「♪ もしもしかめよかめさんよ せかいのうっちで おまえっほどぉー 

あゆみののろいものはない どうしってそんなにのろいぃーのかぁ♪」

かめくんは歌で言い返しました。

「♪ なんと おっしゃるうさぎさん そんならおまえと かけくらべ

むこうのおやまのふもとまで どちらがさきにかけつくか♪」

「うさぎくんの足が早くても、わたしの方が勝ちますよ」

「そんな事を言ったって、口先だけだ。

では、競争しよう? そうすれば、わかるさ」

ちょうどその時こぶたくんが自転車をこいでやって来ました。

チリンチリン

自転車の前かごにはサツマイモがいっぱい入っていました。

「やあ、かめくんとうさぎくん」

「やあ、こぶたくん。ちょどいいところにきたね。きみ、いまひまかい?」

「なにかようかい?」

「これからぼくとうさぎくんがかけっこするから『よーい、どん』っていってくれる?」

「いいけど、どこがゴールだい?」

「そりゃあ、やっぱり『むこうのお山のふもと』でしょ」

「むこうのおやまのふもとかぁ。 あっ。 ちょうどいいぞ」

「なにがちょうどいいんだい?」

「いまね、たぬきくんとね、きつねくんとね、ねこくんがね、

むこうのおやまのふもとでね 『やきいもたいかい』するじゅんびを

しているんだよ。ぼく、でんわしてみるね。」

    ぴっぽっぴっぽっぱっぽっぷ ぷるるるる ぷるるるる

「ぴっ、もしもし、ぼくたぬきです」

「もしもしぼくこぶた。 たぬきくんじゅんびはどうだい?」

「やあ、こぶたくん。あとはおいもがとどいたらおっけーだよ」

「あのね、いまからうさぎくんとかめくんがかけっこしていくから

   ゴールつくっておいてくれるかい?」

「うん、わかった。じゃあね、ぴっ」

こぶたくんは棒っきれで地面にスタートラインを描きました。

「うさぎくんかめくん。よういはいいかい?いちについてぇ」

『よ~い、どん』

うさぎくんとかめくんは走り出しました。

「チリリン、ぼく先にいって待っているよ。二人ともがんばってねぇ。」

ピョンピョンのピョン うんとしょ、よいとしょ

ピョンピョンのピョン うんとしょ、よいとしょ

ピョンピョンのピョン うんとしょ、よいとゴロリン

ピョンピョンの・・・  「うーん うーん うーん」

「…あれ~」

うさぎくんが振り返ると逆さまにひっくり返ったかめくんが

起きあがれずにもがいています。

「あらら、かめくん ぴょんぴょんのぴよよよよ~ん」

うさぎくんはかめくんを助け起こしました。

「ありがとう」

「こんどはころばないではしってよ。」

うさぎくんはかめくんのこうらをポンとひとつたたいてまた走り出しました。

ピョンピョンのピョン うんとしょ、よいとしょ

ピョンピョンのピョン うんとしょ、よいとしょ

ピョンピョンのピョン ピョンピョンのピョン

よく晴れた青い空には白い雲がぽっかり、 ピョンピョンのピョン 

…いい天気です。ピョンピョンのピョ~~~ン

大きな木がありました。そよ風そよそよ、木陰は涼しそう。

「ちょっときゅうけい。ひ・と・や・す・みっと」

なんてったって寝つきのいいうさぎくんです。

いち・にい・さん・すやすやすや。なんと3秒で寝入ってしまいました。

うんとしょ、よいとしょ うんとしょ、よいとしょ

うんとしょ、よいとしょ うんとしょ、よいとしょ

うんとしょ、よいとしょ 

「うんと・・・あれっ。うさぎくんだ。うさぎくん。

こんなところでねていたらかぜひきますよ。うさぎくん」

「むにゃむにゃむにゃ」

「うさぎくん。」

かめくんはうさぎくんを起そうとしましたがすっかり眠りこけています。

かめくんはハチマキを外すと

「かぜひかないでよ」とお布団の代わりに鉢巻をかけてやりました。

うんとしょ、よいとしょ うんとしょ、よいとしょ

うんとしょ、よいとしょ うんとしょ、よいとしょ

しばらくたって

「あっ、しまったねすごした。あぁーあ」

うさぎくんは大きくのびをするとそのままゴールに向かいました。

ピョンピョンのピョン ピョンピョンのピョン

「よーし、もうすぐゴールだ…と、あれれれれ?」 

自分が勝ったと思っていたのに、何とかめくんが先にゴールしていました。

ぱちぱちぱちぱち ぱちぱちぱちぱち

「うさぎくん、にちゃ~く。」

コブタくん、タヌキくん、きつねくん、ねこちゃんそしてかめくんが

大きな拍手でぱちぱちぱちぱちぱちとうさぎくんを迎えました。

ちょうどその時焼き芋がおいしく焼きあがりました。

そしてみんなで焼き芋を食べました。       お・し・まい  

 

 

※人形劇やペープサートへの脚本転用も含めて稿を改めました。

 

合同クラス会に参加して感じたこと 

合同クラス会に参加して感じたこと

 

私は19歳で故郷を離れ東京へ。一旦帰郷し2年ほど暮らして再び東京暮らし、

卒業後も地元で暮らし続けている人達とは空気感というか

どこか何かが違うものを感じました。

私たちの学年はひとクラスざっと45人で5クラスあった学年でした。

5年前の「還暦合同クラス会」の時は150人の参加者だったそうです。今回は54人の参加者です。

中に一本筋を通して生きてきたのだろうという気配を滲ましている同級生が3~4人いました。

いい味出しているなぁと共感を覚えました。自分の顔に責任を持っているという感じです。

「人は見た目が9割」なんて言葉が登場して十数年。

「男は40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」とはアメリカのリンカーン大統領の言葉だそうですね。

時代の変化も考えあわせてみて私は

「男は50歳を過ぎたら自分の顔に責任を…」と思っています。

65歳ともなると大雑把に言って二通りに分かれるように感じました。

 

なかなか会えない彼は参加しているかな?と

配布されたプリントの一覧を見ました。

私には「できれば会いたいなぁ」と思い続けている友人が4人いました。

そのうちの二人には会えました。その二人とも再会は50年ぶりでした。嬉しかったです。

一方今回も会えずにいた人が二人、会場にも名簿に見当たりませんでした。

思い続けて暮らしていればいつか会えるでしょう。先の楽しみに取っておきます。

 

当日は来ていない人でも思い出話に出てくる人でサッカーが抜群にうまかった同級生がいました。

「今の時代だったらかなりなところまで行けたんじゃないかなぁ」みんな同感しています。

当時の代表的ストライカーは釜本さんでダントツでした。

彼はサッカーだけでなくエレキギターベンチャーズの楽曲のコピーもうまかった人です。

 

都合がつかずに不参加という連絡が入っている人の他に、音信不通という人が結構います。

「卒業」とともに帰属意識を区切ってしまったのでしょう。

けれども参加すれば友達との情を改めて深められてと思うのですが…。

友達は財産ですもの。

 

 

小学校中学校(6年間)の合同クラス会があり出席しました

小学校中学校(6年間)の合同クラス会があり出席しました

 

 

25年ぶりとか中には50年ぶりという再会までの間が空いている仲間がほとんどです。

特に50年ぶりの再会でこの人とは是非言葉を交わしておきたいという人たちと

わずかながらも会話できたのが嬉しかったです。

パッと見て名前と顔が一致出来た人もいれば

どうしても思い出せない人とかいろいろでした。

「だれだっけ?」「どなたでしたっけ?」のお相手に

昔話のキーワードを挙げてもらってそれをきっかけに

ようやっと思い出せた時の喜びは大きかったです。

60名参加予定ということでしたが当日の都合が急につかなくなって

欠席された方もあり53()の参加でした。

なんといっても相手と話をしているうち、

もしくは誰かさん同士の会話のやり取りをそばで聴いているうちに

思い出がじわ~~っとよみがえってくるひと時でした。

「今回で最後」という触れ込みでしたが、アンコールの声が多く、

次回は「70歳の古希」に開催する方向で盛り上がりました。

今回労を取ってくれた7人の幹事さん本当にご苦労様、ありがたかったです、感謝合掌。

私は二次会の流れにあいにく合わせられず皆さんと一次会でお別れでした。残念。

 

 

思い通りにならぬ夜  寒さ対策

思い通りにならぬ夜  寒さ対策

 

 

思い通りにならない夜…と昨夜は思いかけましたが

今朝になればそれ程でもなくそれなりの効果はあったようです。

 

10月末日まで使用開始をなるべく我慢して先延ばしにしてきた電気敷き毛布です。 

111日の朝は冷え込んだ朝でした。夜中の排尿にトイレは4回行きました。

さすがにもう頃合いかと昨日の午後に時間をかけて電気敷き毛布をセットしました。

スイッチのコントローラーもロフトの柵の外側に安定して掛けて置けるように

新たにあしらいを施しました。

生活の中で程よい不便を抱えていてそれに向けて何か良い工夫はできないものかと

改善に知恵を働かす試み…こんな時ちょっぴり幸せを感じます。

もうこれで昨年までのコントローラーの扱いの不便さが改善できました。

結果オーライに漕ぎ着けられたなら身の丈サイズの付加価値の追加です。

 

温度設定をメモリの一番低い位置にセットして入眠です。

朝までぐっすり安眠が理想ですが3:15には尿意で目が覚めました。

しかも久しぶりのこむら返りもありました。トホホでした。

世の中そう簡単に思惑通りにはいかないものかなぁと起きだして

即、漢方薬芍薬甘草湯68番を頓服にして飲みました。これ即効性あります。

 

今までの夜はたいてい01:15くらいに一回目の排尿があり、

その後最悪の時は一時間おきくらいにトイレに行っていました。

1031日の夜などはまさにその代表例でした。

たったの一時間の経過でも大量の尿が出ます・でます、

まるでおしっこ製造機のような身体です。

 

温度設定を一目盛り上げて再入眠。

次の目覚め(今朝の目覚め)5:15でしたから、

もう眠りは足りたと起きだしてブログを書いています。

電気式毛布の効果は見込めそうです。

夜間一回もトイレに行かずに朝を迎えられるようになるのが理想です。

 

 

 

ばぶさんポエム  口角あげて

ばぶさんポエム  口角あげて

 

 

  口角あげて       (第1稿)

 

こころ穏やかに

口角あげて

力むことなくむすんだくちびる

 

目も耳も凝らさずに

やわらかくひらきます

目の前のことも

これから起きることも

過ぎ去った日のことも

口角あげて 受け入れていきます         

 

 

11月に入りました。

程よい職場はまだ見つけきれずにいますが、

身の丈に応じた失業暮らしはストレスレスの快適な日々です。

幸せ感の中で次々に作りたいものが出てきて心の赴くままに自由に作り続けています。