donpo9’s blog

脳卒中を体験した人の生活の楽しみ具合レポート

「花とうつわ展」を観てきました

「花とうつわ展」を観てきました


 

知り合いの陶芸作家が「花とうつわ展」というグループ展に出展しているので
台風一過の昨日(10/13)都内のギャラリーに出かけました。

そこで私は初めて「花留」というものに出会いました。

インターネットで調べたものによるとこのような解説がありました。

『花留とは・・・花配 (はなくばり) ともいう。生け花用語。
花器の内部に配置して
花材を生けやすく,留めやすく,ぐらつきにくくするために考案された用具。
生け花初期にはみられず,初めは簡単な詰め物,藁込 (わらごめ) ,板込,砂留など,
次には轡 (くつわ) ,鋏,鎖などの応用,生花期には木密,股木などの花配,
受筒 (胴輪) ,薬研配 (やげんくばり) ,観世水,七宝,亀甲など,
近代になって剣山の類が考案された。』

実際の花器と生け花のコラボで展示されていたので新鮮に楽しめました。
野の草花や野草などが3040種類持ち込まれ生けてあり眼を楽しませてくれました。
花屋さんなどで売られている切り花とは全く違う世界を表現してくれていました。

嶮山やオアシスに生ける表現世界と花留に生ける表現世界の両方を見て
自分なりに感じたことは

「 剣山やオアシス」の類に生けるのはデジタルな表現世界で、

一方「花留」に生けるのは微細な余白がある分だけアナログな表現世界
なんだろうなあって感じました。

睡眠ポリグラフィーの計測結果

睡眠ポリグラフィーの計測結果

 

 

 

私の66歳の誕生日(9/11)に一泊入院して検査を受けた睡眠ポリグラフィー。

そのデーターの解析が10/8に出ました。

無呼吸回数40回。低呼吸の回数193。

睡眠中1時間当たりの無呼吸回数は30.9

最長無呼吸時間33秒、等々…寄って『睡眠時無呼吸症候群』と診断されました。

平常の血圧が高く、これに睡眠時無呼吸が加味されると、

脳卒中心筋梗塞を発症(再発)する確率が高くなる懸念がある。

この可能性を少しでも低くするための対処療法として本日よりCPAP療法が開始となりました。

専用の器具を装着して陽圧呼吸療法を始めます。

 

加齢と眠り…身の丈を考える

加齢と眠り…身の丈をかんがえる

 

健康診断で身長を測るとわずかに縮んでいる自分の身体です。

高校生だった頃がマックスだったとして、その頃の数値を起点に考えてみますと

2cm近くまで縮んでいる66歳の現在の私です。

『身の丈に応じた暮らし』ということばがあります。良い言葉だと思います。

少しずつ変わりつつある自分の身体と上手に付き合っていけるよう発想もアプローチも変えるように心がけています。

例えば眠りが浅くなっています。夜間トイレに行きます。平均2回から多い時で4回行きます。

そのことを悩みの対象にせず「眠りが浅くなっている」という自分の身体の変化と向き合います。

それなりの眠り方の工夫を思いつく限り試みます。

起床時間にアラームが鳴ります。

朝行動を開始しなくてはならないリミットの時刻から前倒しして、6090分くらい前から鳴らします。

眠りが足りているわけではありませんからスッとは起きれません。

スマホのアラームは便利です。

スッと起きれないときには「スヌーズ」機能を使って再セットです。

もう15分追加で眠ります。

この時間のことを最近は『積極的なまどろみタイム』と呼んでいます。

まどろみの中で「眠りは足りたかい?」と対話します。 

次のアラームで起きれるときもあれば再セットをもう12回することもあります。

 

夜間たっぷり深くは眠れないのですから暮らしの別の場面、例えば食事のあとだとか、バイトの勤務明けの帰宅の車を走らせる直前だとか、ピンポイントで15分仮眠をしています。

スマホのアラームは便利です。セットして仮眠します。

15分経たないで目覚めることが増えてきました。

目覚めたら「眠りは足りたかい?」と自分の身体と対話します。

 

朗読劇を鑑賞してきました

朗読劇を鑑賞してきました

 

 

 

朗読劇かわせみ座の第6回定期公演が和光大学ポプリホール鶴川でありました。

他の劇団の「朗読劇」というものをこれまで数回見てきました。 

これまでの体験の中ではかなり良い方の上演でした。

演目は3本。

  1. 志賀直哉・作「転生」
  2. アガサ・クリスティー・作「不満な夫の事件」
  3. アガサ・クリスティー・作「中年夫人の事件」

構成演出もすっきりとしていて効果的だったと思います。

思いのほか楽しめ「朗読劇」というスタイルの表現の可能性を感じました。

 

扇風機をしまう

扇風機をしまう

 

 

いつしまうかいつしまうかとタイミングを見計らって今日分解収納しました。

今年の夏もエアコンを導入設置せず、代わりに大活躍してくれた扇風機です。

感謝を込めて今年は特に丁寧に分解して掃除しました。

また来年5月の連休明け頃に組み立てます。

季節は巡り、じきに今度は遠赤外線ストーブの登場ですね。

 

長寿と心の準備

長寿と心の準備

 

 

4月半ばから務めているデイサービスセンターでの仕事です。

実にさまざまの後期高齢者が居られます。

介護の仕事に就いていて、4月から9月までの半年間の中で

ご利用者様のどなたかがある日何気に発した言葉があります。

その言葉が不思議なくらい一番心に残っています。

それはその方お一人のつぶやきだったのか、

それとも臨席するどなたかとの会話(世間話)だったのかは

思い出せません。

その一言とは

「(自分が)こんなに長生きするとは思っていなかった」…です。

悲喜こもごもの思いが溢れている一言だったでしょうから、

この一言を自分自身に当てはめてじっくりと味わってみたいと思います。

昭和28(1953)に生まれ今年66歳になった私です。

私の寿命が何歳までなのかは判りませんが、

もしかしたら私も長寿の人生を送れるかもしれません。

もしそうだとしたら、ありがたいことに今からでも心の準備をする猶予が

与えられている世代の一人なのでしょう。

日々の暮らしは当たり前ですが

「『毎日』は誰かの誕生日でありそして誰かの祥月命日」です。

今日という日に満100歳のお誕生日を迎えた方が

日本全国だけでも十数人はおられることでしょう。

地球全体でみればさらに一桁か二桁多い数かもしれませんね。

 

9月のおしまい

9月のおしまい   

 

 

今日は930日、私の大好きな9月も今日でおしまいです。

一年12カ月の四分の三が終わります。

明日からは10月。

一年の経つのは早いなんては思いませんが今年も余すところ3カ月。

自分の人生で自分が一番やりたいと望んでいる分野が

今どこまでできているのだろうかと点検します。

 

いそがしいという字を漢字で書くと、

『心(こころ)』を『亡くす(なくす)』と書いて

『忙しい』と書き表します。程よく忙しいのが一番幸せと思っていますが、

ついつい『忙し過ぎる』日々となりがちです。

若いころのように焦りはしませんが、

日々のせわしなさの中で「心」も「志」も見失わないようにしたいと思っています。

私にしてみれば今年の930日はいつになく心静かな夜です。

この心情は昨日(9/29)母の納骨を済ましたことも影響していると思います。