donpo9’s blog

脳卒中を体験した人の生活の楽しみ具合レポート

点鼻薬 SAS外来定期検診 

点鼻薬 SAS外来定期検診

 

 

 

一昨日はSAS外来の今月の定期検診日でした。

この一か月間のデータをDr.から解説してもらえる日です。

 

SAS治療の効果がどのように出ているか否かはAHIの数値で読み取れるそうです。

HIとは 低呼吸指数の事で低呼吸指数とは、

1時間内の呼吸が50%以下に低下してしまう回数を指数で表したものです。

低呼吸とは、無呼吸まではなってないけど弱い呼吸で、もう少しで呼吸がとまりそうな状態の事です。

AI(無呼吸指数)とHI(低呼吸指数)が1時間あたりに起きた合計の回数をAHIで表します。AHI=AI+HI

10月平均AHI 3.9 11月平均AHI 3.4 12月平均AHI 2.6

治療はかなり良好であるとのことでした。

私はこの一カ月(12月)の様子からめぼしい体験を報告しました。

「毎晩ではないのですが、稀に鼻づまり(特に右の鼻腔のみ)の夜が何回かありまして、そんな夜は呼気が吐き切れなくて口が空き『息漏れ』をしていました…。」

「対処療法として点鼻薬を使ってみようかと思っている」ことをDr.に相談し処方していただきました。

その夜から点鼻していますがいい感じで眠れています。

 

恩師が語った「ボケないための3K」

恩師が語った「ぼけないための3K 」

 

 

 

 

1月4日(土) 高校生時代の仲間の新年会を兼ねた懇親会に参加しました。

これまでも毎年開いているのですが都合が合わず出られずにいました。

事前の案内で、母校が統廃合されることになり高名が変わるという情報や

恩師のお一人も参加されるという情報などもあり

今回は参加せねばと思いました。

当時の部活の武勇伝やら、社会人になってからの紆余曲折やら話は様々に

盛り上がりました。

恩師のW先生は御年82歳ということでしたが、大変お元気でした。

私は介護の仕事に関わっているのでいろいろな82歳の方に接しています。

そんなことも手伝ってW先生の『ぼけない秘訣』をお伺いしてみました。

すると大変興味深いユニークなお話をきけました。

「私はきょういくときょうようと好奇心を大事にしている」といわれました。

「教育と教養と好奇心」という意味なのかなと聞き耳を立てて訊き出しましたら

そうじゃないんだといわれました。 

『きょういく』…というのは「今日行くところがある」という意味。

家にこもっていてはダメ、どんどん外に出掛けなくてはいけない。

『きょうよう』…というのは「今日用事がある」という意味。

地域や社会とつながって自分が役に立っているという実感を持っていること。

不断に好奇心のアンテナを張って自分を活性化することを怠らない暮らし。

「Kyouiku,Kyouyou,Koukishin・・・『3K』を大切にしているのだそうです。

成程、W先生がぼけない秘訣極意はこれなんだなと妙に納得してしまいました。

暖かくして眠る工夫  睡眠時無呼吸症候群とCPAP療法と

暖かくして眠る工夫  睡眠時無呼吸症候群CPAP療法と

 

今年の10月10日よりCPAP療法を始めました。

以来、就寝してから朝までの夜間、途中で排尿に起きることなく眠り続けられるようになりたい・・・というのはささやかな憧れでした。

CPAP療法を取り込む以前は毎晩3~4回トイレしてました。眠りは浅かったです。

毎晩思い通りうまく眠れている程の段階にまでは至ってませんが、

それでも安眠への憧れを手に入れかけています。見通しは明るいです。

 

暖かくして寝る方法で思いついたことは試験的になんでも試みています。

・ほぼ毎日スパに行ってじっくり体を温めること。(温泉治療と考えてみています)

・寝る前と夜中にトイレに行って戻ってきたらたっぷり目に白湯を飲んで体を温めること。180㏄だった量を250㏄位にしたこと。(←白湯増量の根拠はありません)

体内の畜尿能力を鍛えられるのではないかと試みています。

・寝具を改善したこと。(パジャマを止めて防寒衣類の上下を着用…歩く寝袋もどきのいでたち、16年愛用してきた電気敷毛布を止めて敷布団を分厚くしたこと)

自分の身体自体の発熱能力が鈍らないようにと考えています。

 

程よくサバイバルな環境を取り込んで鍛錬です。(夏は暑く冬は寒い暮らしを大事に)

ただし精神主義に走らず、例えば室温計の数値などで客観判断に添えています。

脳卒中体験者ですから緊張感をもって今年の冬も無事に乗り切りたいです。

禁酒 断酒 睡眠時無呼吸症候群とCPAP療法と

禁酒 断酒 睡眠時無呼吸症候群CPAP療法と

 

 

懐かしい友からの久々の電話です。

今回の彼の電話の用向きを聴きとり、話題はお互いの近況へと移り暫く語り合います。

「私お酒を辞めたんだ。」

「どうしたの?身体でも壊したの?」

「いいや、そうじゃあなくて・・・」

私はこの間の経緯をかいつまんで説明します。

SAS外来を受診し、睡眠時無呼吸症候群の診断が下ったこと、CPAP療法を開始したこと、

この療法は自分にとって相性が良いとみえて、毎日面白がって治療をしていること、

それで飲酒をやめたことというか酒を飲みたいと思わなくなったこと、

「へぇ~えあんなにお酒好きだったのにねぇ」

「うん、そうしたらね・・・」

そうしたら新たな変化が出たこと…脳卒中をやって以来 

降圧剤を飲み続けているのだけれども飲酒を辞めたら

朝晩の血圧測定の数値が冬場は150近かったものが120代の数値に下がったこと・・・

等々を伝えます。

その間の会話のやり取りに

「酒を辞めたといっても、『禁酒』というのでなく『いつでも飲めるけど今は休憩中』という感じのやり方でね」

「ふぅ~ん。『断酒』したんだ」

自分の思考の中に『断酒』という言葉を持ち合わせていなかったので、そうか断酒か…。

彼のリアクションは新鮮です。なるほど断酒ねと内心頷きました。

リサイクルガーデニング (故・友さんのハンマーの活躍)

リサイクルガーデニング (故・友さんのハンマーの活躍)

 

  

 

7~8年前、大家さんの親戚筋の友さん(故人)からハンマーを一本お借りしました。

 

ハンマーが5~6本あり、面白いもので手にしてみるとそれぞれ微妙に違いがありました。

「どれでも(自分の)使いやすいのを使っていいよ」と承諾され、

一本一本手に持って振ってみて「重さ」と「柄の太さと長さ」が

私の身体に一番しっくりなじんだハンマーを選びました。

使い勝手の良い道具が手に入ると作業効率がはかどるばかりか、

作業を続けていても疲れにくいという経験をこの時得ました。

 

暫く使わずにいましたのですっかり忘れていて、お借りしたままで返しそびれていたのです。

昨年、友さんの祥月命日(6月)に墓参りをして借りっぱなしだったことを思い出しました。

大家さんの敷地内に打ち捨てられていた耐火ボードの屋根材の山を

ハンマーで全部細かく砕いて片づけた実績があります。

細かく砕いたガラは大家さんが適宜敷地のあちこちに撒きました。

お盆前後の作業でしたから友さんの供養の思いを込めてハンマーを振りました。

 

そして今年の話。

大家さんにお借りしている工房の周辺に5か所の花壇を作っています。

第二花壇のすぐわきに、大家さんの敷地のどこかから出てきたものか

コンクリートガラが捨てられてありました。

既に2年近くの月日が流れていましたから

『何となしの風景の一部』のようになっていました。

正直、花壇のすぐそばにこれじゃあ興ざめだよ…と思っていました。 

一方、雨が降るとぬかるむ浅い溝が15メートル位あり

車を置かしてもらうときにちょっと厄介でした。

11月のある日このガラを砕いて溝に撒いてみようと閃きました。昨年実績済みです。

再び友さんのハンマーの登場です。道具は使われてこそ力を発揮します。

12月に入ってから休みの日の早朝に始めて昼過ぎまで土方作業をしました。

砕いたガラを溝に撒くとちょうど分量が足りて、ガラ捨て場はきれいに更地になり、

溝は埋めて平らになり『一石二鳥』『一挙両得』のリサイクルガーデニングでした。

祥月命日 墓参

祥月命日 墓参

 

 

今日(12/19)は私より2歳年上の実兄の祥月命日でした。

墓参りしてきました。彼は21年前の今日永眠しました。47歳7か月の生涯でした。

その兄よりも私は9年長生きしています。

 

私の小学校の5、6年生の時の担任だったM先生は私たちの担任になる前の2年間

私の兄の学年の担任でした。

詰まり私たち兄弟は4年間続けてM先生にみてもらっていた訳です。

そのM先生は2003/12/09に永眠されています。

今日から10日前がM先生の祥月命日でした。

そこで兄の墓参の後車で移動してM先生の墓参をしました。

M先生のお墓があるお寺までは車で15分くらいの距離です。

M先生の墓碑を改めてよく見ましたら行年68歳とありました。

私自身、今66歳ですから先生は早く亡くなられたのだなぁって改めて思いました。

永眠されたのは先生が68歳の誕生日を迎えられた9日後の事でした。

自分の年齢に引き寄せてあれこれと思いは馳せます。

私は今、デイサービスセンターで後期高齢者の方々の介護の仕事をしています。

世の中には長寿の方もあればそうでない方もあります。

早く亡くなられた方たちの分まで一生懸命生きようという思いを新たにしました。

それが何よりの供養ですものね。

考・さるかに合戦②~昔話

考・さるかに合戦②~昔話

 

 

 

 

昔話です。お話のなかに善人・善玉と悪人・悪玉が出てきます。

そのほうが話の展開にコントラストがはっきりついて解り易いです。

命あるものは皆本来「性善説」という考え方のほうが私は好きです。

それがいろいろな関わり合いの綾の中で結果的に「善」になったり「悪」になったりします。

最初っから悪いやつとか根っからの悪い奴という設定は好みではありません。

たとえ悪いことをしても「改心」の余白があるほうがお話に救いがあります。

勧善懲悪でハッピーエンドのほうが、お話を聴き終えた後の心持がスッキリします。

今回登場のサルは決して悪い奴じゃないのです。

が、脳天気で「お人よし」というか「おサルよし」、閃き力は高いが思慮が浅い。

思考癖は少し短絡で衝動的。

元来自制心は弱い方なので目先の欲望にいともたやすく負けてしまう・・・。

サルのキャラをこんな風に考えてみました。