donpo9’s blog

脳卒中を体験した人の生活の楽しみ具合レポート

正月元旦 そして正月二日に思う事

正月元旦 そして正月二日に思う事

今年の初日の出きれいでした。
昨日(毎年の行動ですが)、私の生れた町(神奈川県平塚市)の海岸で初日の出を見ました。
綺麗なご来光でした。
振り向けば西の正面に朝日に生えた富士山が麓までくっきりと見える程よく晴れ渡った暖かな元日でした。
360度のパノラマを地球周り(反時計回り)に紹介しますと、丹沢山塊の北の真正面には大山の姿がどっしりと、漢字の「山の字」そのものに見えまして、そして西丹沢の稜線を辿って西の方角にひときわ雄々しく富士山の雄姿。

その手前側に箱根の外輪山、さらに南へ伊豆半島の伊豆三山がなだらかに続き、南に広がる相模湾

そのまん中に伊豆大島が沖のほうに見え、更に東側に目を移しますと手前に相模川河口、ちょっとむこうに江の島、その奥には三浦半島、そしてそのまた向こうに房総半島が重なって見えるというロケーションです。

ご来光は低くたなびく雲間を超えて房総半島の向こうから昇ってきます。
誠に湘南は風光明媚な景勝地です。

中学生の時に言われました。
“気候温暖にして海あり山ありで『箱庭』みたいなところだ、こういう土地に育つと人間は穏やかだが、その一方、人として器量の小さな人間が育ち、決して後世に名を残すような偉人は排出されない”云々。

今にして思えばこれも一つの偏見にすぎないのですが、当時ガキっぽい中学生だった私にとってこの指摘は結構カルチャーショックでしたね。
いいじゃぁあ~りませんか、まあ小粒でもそれなりに人生を謳歌しましょう。

この世の中は不合理と不条理に溢れています。
どのような不合理(不条理)を引き受けていくのかという決意の持ち方で人としての器量は決まっていくもの。

自分の人生の四分の三くらいは既に生きて来ているでしょうから、ここから残りを「後半戦」と見据えてやりたいことを『あれもこれも』」ではなく『あれとこれと』というようにフォーカスして今年のスタートを切ろうと思います。