donpo9’s blog

脳卒中を体験した人の生活の楽しみ具合レポート

ああ老眼 棘が抜けない

ああ、老眼  棘が抜けない

昨日(1/5)のことです。左の親指の内側第一関節よりも指先に向かって9㎜位のところに長さ約0.4㎜弱位、太さにしたらそれこそ0.03㎜位の棘が一本刺さりました。

新年早々なのですが、昨年の暮れに取り掛かった草取りの取り切れていない分が気になっていましたので、毎朝30分だけ除草し『初志貫徹』で枯れきった蔓を取り除いているときにこの植物の茎に生えている棘が一本刺さったのです。

いつもだったら使い捨ての薄いシリコンのゴム手袋を装着してその上に軍手をはめて作業しているのですがこの時は軍手のみでした。

実に小さな棘がわずかに頭を出している状態でしたから侮っていました。
これなんのことはない、すぐとれるのが常の事。
ところがこれが取れない。
ああ老眼、メガネをおでこの上に待機させ、頼りの裸眼でもよく見えない。
刺抜きは?ピンセットは?
確かどこかにあったはず。
でも探すのが面倒というか、茫洋とした「どこかなる記憶の彼方のどこだか」は捜しきれません。
思いついたのが木綿針の先端でほじるやり方。
試みました。が取れません。
要するに先端で摘まめるものであればいいのですから、代用物はないかしらと、目に留まったのが爪切りの刃先。
棘周辺を刃先でほじるように開墾して試みます。
取れません。

風呂にはいってりゃそのうち自然とれたりもするもんです。
侮りはさらに続きます。
ところが片道9・5キロのスパの浴槽は快適で爽快で、入浴中は肝心の刺抜きのことなどすっかり忘れてしまいました。
思い出したのは帰宅してからだいぶたってからです。
うっかり棘の刺さっているところを圧がかかるように触ってしまって『痛てっ!』と叫びました。
なんと棘がまだ刺さっていたまんまだったんだと急遽思い出しました。

とりあえず消毒しておこうとマキロンをプシュッ。再び爪切りの先端でほじり活動再開です。
取れたのだか取れていないのだか視力を尽くしても見えません。
左の人差し指で棘の刺さっているであろう辺りをこすって指先の感覚で見てみます。
取れているような気もします。取れたことにしましょう。人生見切り発車の日々も多々あります。