donpo9’s blog

脳卒中を体験した人の生活の楽しみ具合レポート

まだ雪解けぬ朝の「お気をつけていってらっしゃい」

まだ雪解けぬ朝の「お気をつけていってらっしゃい」


22日から降った大雪。

その日の夜のうち翌朝歩きやすいようにと歩ける幅の道を付けました。
が、夜・夜中も降り続けていたようで、翌朝(23日火曜日)出勤の時には段差の痕跡は確認できつつも通り道は雪で覆われていました。
いつもだったらアルバイト先の一時保育室までチャリンコで15分前後か、もしくは、てくてく歩きだと36分程の通勤路です。


さて今朝の通勤手段はどうしましょう。

自転車では無理だし危険なので一瞥してやめにしました。
てくてく歩き+ところどころラッセルもどきの行程を考えて所要時間は1時間6分と予測しました。

途中まで表通りのバス通り沿いに歩いて、お寺さんがあるところからバス通りを離れてお寺さんの脇の108段石段を登ってショートカットです。

有難いことに石段はどなたかがあらかた除雪しておいてくださったので危なげなく上まで上がることができました。
住宅街を抜けて再び別の路線バス通りの歩道を歩きます。
平常であればここからバイト先までは徒歩&徒歩30分弱の直線路。
道中に某新聞店がありましてこちらのお店の前の歩道はかなり除雪が完了してました。
かき寄せた雪がうず高く約1メートル40㎝位の雪だるまらしきものになっていました。
時折足元つるつるしつつ若干の緊張を抱いて目の前まで近づき通り過ぎようと横目でチラリ。
その雪像に目をやるとありきたりの「雪だるま」ではありませんでした。
なんと「シロクマ」のような面立ち、ふううんなんかおしゃれですねえ、グッドセンス・・・
と思いつつその白熊君を丁寧に見ると何やら細枝に画用紙の旗を持っています。
その旗には「(おあしもと)おきをつけていってらっしゃい」とかいてあるじゃぁありませんか。
私は妙に感動してしまいました。
ユーモアのセンスと隣人愛にあふれた心づくしの言葉。
きっとこの方(製作者)も人生を楽しむことを忘れずに日々をお暮しになっておられることでしょう。