donpo9’s blog

脳卒中を体験した人の生活の楽しみ具合レポート

始末・・・ 後始末 そして 次始め

始末・・・ 後始末 そして 次始め

「始末」物事の始まりから終わりまでのことですね。
最近、後始末は次始めという意識を以前にもまして持つようになってきました。
次に使うときにスムースに使いだせる快感は、身体が少々不自由になったことで遠のきました。
ここを改善するために次の使いだしをやりやすくする必要性が増してきたからです。
例えば靴やスリッパなどを履くとき左足の操作は足だけでも微調整が利くのですが、右足は微妙にもどかしいのです。そこで手を応援に使いつつもどかしさの向こう側に改善法を探ります。
脳卒中で微細な動作が時折スムースにできなくなって、『これは何故なんだ?』と自分の身体に問いかけてみます。自分の身体の有り様を自己点検します。

『後始末は次始め』の考え方は、前使った時にどのような脱ぎ方をして終わらせたかの意識を整理してくれました。
こんな風に考えられるようになったのは「不自由さ」を取り込まざるを得ない生活になったことで、
一方、発想のしなやかさと「自由さ」を得られるようになったとも言えます。
不便さは自由自在の生みの親なのでしょうね。