donpo9’s blog

脳卒中を体験した人の生活の楽しみ具合レポート

国立ハンセン病資料館を見学してきました

国立ハンセン病資料館を見学しました

 

昨夜からの雨今朝早くのうちはまだ降っていました。

どうしようかなぁっ…と迷いつつ「雨でも出かけてみよう」と意を決っして窓を開けると雨はやんでいました。

車のエンジンをかけたのは8時半過ぎ、遠くの空にはわずかに晴れ間も見えています。

東村山市にある国立ハンセン病資料館まで、「目的地まで24.1キロ約1時間5分くらいかかる…」とカーナビは告げています。

先週ドリアン助川・著「あん」を図書館で借りて読みました。

これに先立つこと先月3/23に映画「あん」の上映会を見ました。

更にこれに先立つこと数年前たまたまNHKラジオ第1の『新日曜名作座』のラジオドラマ仕立ての「あん」を聞いていました。

先代の「日曜名作座」は森繁久彌さんと加藤道子さんのコンビによる長寿番組だったですが、10年前にバトンタッチをした西田敏行さんと竹下景子さんの演じるこのオーディオドラマは私の好みの番組です。そもそもはこの番組での「あん」を聴いていたからそれで市立のホールで「あん」という映画が上映される会があるというチラシが目に留まり、樹木希林さんの演じる主役も素敵でしたので、こりゃあやっぱり原作を読んでおかないと…と思い図書館で借りて読みました。

そんなこんなの伏線が私の中で盛りあがり、どうしても出かけずにはいられない止むに止まれぬ思いで、今日「国立ハンセン病資料館」の見学に至りました。昨夜のうちに予備知識を集めておこうとネットでいくつかの関連記事をさらっておきました。

展示の仕方や展示の内容については賛否両論のようでしたが、丸ごとのところを見て感じ取ってきました。

ありがたいことに今日は故・佐川修さんの追悼上映会がたまたま10時半からありまして、DVDの動画を見ることができました。

佐川修(金相権/キムサングォン)さんは今年(2018)12489歳で亡くなられていました。生で語り部をお聞きできなかったのは残念でしたがそれでもDVDの動画で彼の伝えようという「情熱」や「気迫」を感じることはできました。

 

この資料館の裏手に納骨堂があり入館前に目に留まっていましたので慰霊の思いを込めて合掌墓参をして帰路につきました。今後も何度か折に触れ出かけてみようと思いました。