donpo9’s blog

脳卒中を体験した人の生活の楽しみ具合レポート

丁寧さ・考 その2 「十把一絡げ」(じっぱひとからげ)の中に

丁寧さ・考 その2 「十把一絡げ」(じっぱひとからげ)の中に

 

 

数根前の体験になりますが、スーパーの精肉売り場の前でこま切れ肉のパックの表示に「こまぎれ」というのでなく「こまぎれ(ロース、肩ロース)」という文字列に気が付きました。

私にも赤身やバラ肉やロースは見て区別がつきますが、「ロース、肩ロース」とまでなるとその区別はいささかわかりません。

戸惑っているとたまたま白衣の作業着姿の精肉担当の店員さんが何かの用があったのでしょうが精肉コーナーにやってきました。

用が済んで持ち場に戻りそうな気配だったので素朴な疑問を投げかけました。

「パックに『ろーす、かたろーす』とありますが、見て区別のつくものですか?」

「ええ、わかりますよ。」

とパックのいくつかを取り上げて

「こっちは肩ロースが多めですね」等々と瞬時に見分けました。

すごいなぁと感心しつつも自分も見分けられるような眼を持ちたいものだと思いました。「十把一絡げ」(じっぱひとからげ)の中に単に「こまぎれ」とだけ思ってみていましたが見る人が見れば区別がつくのです。

同じひとパックを買うなら肩ロースの多めのものをと買い求めました。