飲み忘れたドリップ珈琲
飲み忘れたドリップ珈琲
朝起きて、コーヒーカップの上に乗っかったままのドリッパーを見かけて、
「あ、夕べ淹れたコーヒー飲み忘れた」
と気が付くことが時折あります。やだなぁぼけが始まったかなぁ。
とカップにふたを載せて1分弱レンジで加熱し、もったいないから飲みます。
温めたコーヒーの味はドリップしたてのコーヒーの味とは全く違います。
どんな味かというと『ドリップしたてのコーヒーではない味』です。
ドリップした淹れたてのコーヒーの味というものはピンポイントでデジタルなものです。
温めてもそれは再現できません。仕方ないと割り切ってあきらめる世界です。
なぜ飲み忘れたのだろうなんてことは考えません。飲み忘れたは飲み忘れたなのです。
覆水盆に返らずです。
夕べ淹れたコーヒーもったいないから飲み切りはしましたが、満足ではないのでまた新たに今コーヒーを淹れます。
淹れ直すのではなく、新たに淹れます。この次は飲み忘れないようにします。