donpo9’s blog

脳卒中を体験した人の生活の楽しみ具合レポート

パズルになった「パイナップルの潜水艦」

パズルになった「パイナップルの潜水艦」

 

大きな大きなパイナップル プッカリポッカリ海のうえ

小さな小さなだんごむし なかから出てきてこんにちは

きみもゆこう りゅうぐうじょう とてもステキなゆめのくに

きみもゆこう りゅうぐうじょう とてもステキなゆめのくに

ワン・ツー・スリー・フォー

パイナップルパイナップルのせんすいかん 海の底までぼくらをのせて

パイナップルパイナップルのせんすいかん 海の底までぼくらをのせて

すすめすすめ せんすいかん すすめすすめ パイナップル号

すすめすすめ せんすいかん すすめすすめ パイナップル号

 

 

昔、故小泉文夫さんが担当していたラジオの音楽番組で語っていたとても興味深いお話を紹介しましょう。当時小泉文夫さんは東京芸術大学の教授で世界中の民族音楽に造詣の深い方でした。惜しいかな癌のために56歳の若さでこの世を去りました。

ある時小泉教授は民族音楽のフィールドワークの一環でイヌイットエスキモー)の村々を丹念に調査・研究したそうです。北極圏という極寒の地で途絶えてしまったイヌイットの村と生き延びているイヌイットの村の歴史のそれぞれがあることに気が付かれました。その違いは一体どこから生まれてきたのだろうかと研究し続けていくうちにある事実に突き当たりました。これらの村々の歴史の違いに、ある共通点を見出しました。それは何かというと、生き延びている村には昔から口伝えに伝承され続けてきた「音楽(うた)」があり、途中で死に絶えてしまった村には「音楽(うた)」がなかったという共通点です。このお話は保育士になって3~4年の私にとって大変興味深いお話でした。

音楽には人間を元気づけるパワーがあります。音楽の素晴らしさと、音楽と人間との結びつきの強さを感じます。

 

話は変わります。「パイナップルの潜水艦」という歌は今から40年ほど前に私が作詞作曲した作品です。

宝仙大学の先生の監修で某学習研究社という出版社から紹介してくれたおかげで全国的に知れ渡りました。日本全国のあちこちの幼稚園・保育所・幼児教室・音楽教室などなどで21世紀の今日にも歌い継がれているのはありがたいことです。

また、どこのどなたか私は直接知らないのですが,この歌の熱烈なファンがいらしてYouTubeに音源をアップしてくださっている方もあります。動画を見ましたら37,500回を超えていました。

またブログ等で子育て日記の中でこの「パイナップルの潜水艦」の歌にまつわる楽しいエピソードや動画をアップしてくれている家庭もあります。

 

「パイナップルの潜水艦」の歌を子どもたちが歌います。その歌声に脳卒中をして以来気持ちがくじけそうになりかけるたび私はどれだけ励まされているでしょう。

その感謝の気持ちを込めて『パイナップルの潜水艦』をジグソーパズルにしました。

40年の時の流れを経てこの歌はさらに進化しました。