美味しさのスケール
美味しさのスケール
購入した食材、あるいは到来物の食材を「おいしい」状態で使い切るあるいは食べきる…処からくる幸せ感というものがあります。大事にしたいささやかな幸せ感です。
到来物というのは不思議なもので在庫(買い置き)がある時に限って届く確率が高いです。なぜでしょうね。解りません。せかっくのいただき物はありがたくいただきます。
これもご縁ですからどう美味しく食べきれるかの能力やセンスが問われるチャンスです。
「脳トレ」も含めて思いを巡らせぼけかけた頭の中を磨きます。脳のメンテナンスです。
トマトやバナナは追熟します。
トマトは冷蔵庫の野菜庫に入れていても追熟しますのでうっかり安心を決め込んではいられません。
熟しすぎるとおいしさの頂上からその先の下り坂に差し掛かります。
ここまでが「おいしさ」のストライク・ゾーン」にかろうじて入ります。
食材の「追熟のペース」と「消費のペース」の兼ね合いを予測しておいしいうちに食べきることを志向します。
ちょっと遠いスーパーにせっかく買い物に来たんだからとつい「買い置き」の意識で購入します。帰宅して冷蔵庫の扉を開けますと中に買い置きがあったりしてダブることがあります。加齢とともにダブりの頻度は濃くなっていますのでこれまた要注意です。
買い物に出る前に冷蔵庫の中の状況を一瞥しておいても、「それでも買い置きはしない」ほうがいいです。その日に食べきるものの枠組み(プラン)は揺らがせないのが一人暮らしのコツだと最近とみに思うようになりました。