ブロー&バキューム顛末記
ブロー&バキューム顛末記
木材を切削した後に断面を平滑にする工程があります。
まず①ベルトサンダーを使い続いて②スポンジサンダーを使い、
必要に応じて③ハンドさんダーと三段工程です。
- のベルトサンダーには専用に掃除機を連結してヤスリ掛けしてセットしてあります。
- 排出される木粉(もっぷん)をバキュームしながら作業できるように
現在この掃除機は2代目です。
初代の掃除機は中古品の掘り出し物で20年以上も使っていました。
よく働いてくれましたがとうとうこわれました。
みごとに使いつぶした為、この春に量販店で購入しました。
新品の掃除機2代目デビューです。
アタッチメントの様式が進化していましたので連結部を新規に作り直しました。
「新品」という頭があったためバキュームを作動した時に
木粉の煙が排気口のほうからもわ~っと出ても
「なんか変だな」で片づけていました。横着を決め込んでいたわけです。
変だなと思いつつひと月以上前からその症状の出るままに使っていました。
今日の症状は断然に濃厚でした。木粉がぶうぉおおっと出ました。
なんかへんだなはなんか変だではなくて明らかに変だったのです。
今頃さとるとはお恥ずかしい。
ようやく今日はやらねばと掃除機のふたを開けて中の紙パックを見ました。
見事に破けていました。木粉が出るわけです。まったく脳天気でドジな私です。
そこでベルトサンダーとの連結部を外して掃除機の徹底掃除です。ひと仕事です。
幸いというかモノづくりの工房ですからコンプレサーがあります。
掃除機の内も外もあらゆる部分をブロー・ブロー・そしてブローです。
詰まりに詰まっていた木粉をコンプレッサーのエアーダスターで吹き飛ばしました。
出るわ出るわ、相当量の木粉がもうもうと吹き飛ばされていきます。結構時間かかりました。
ようやく再生できた2代目の掃除です。
新たな紙パックを装填して今度は掃除機自身で本体をバキューム。
なんとまあ吸い込みのいいこと良いこと。
教訓
新品とはいえ5か月も使ったのですから新品ではなく定期的に点検することにします。