donpo9’s blog

脳卒中を体験した人の生活の楽しみ具合レポート

こどもだまし と こどもだましい と

こどもだまし と こどもだましい と

 

「子ども騙し(こどもだまし)」というとあまり良い意味でつかわれない言葉のようです。

「子供魂(こどもだましい)」という言葉はめったには見聞きしないでしょう。

「子供魂(こどもだましい)」は私の造語です。

「こ・ど・も・だ・ま・し」の六文字にプラスひともじ「い」が付くと着かないとでは世界がガラッと変わります。この落差というか変貌ぶりが私を魅了します。

「だます」という言葉には罪悪感や確信犯の香りが付きまわってきます。

けれども一方、文学や音楽の世界でも気持ちよくだまされる快感というのもあります。

フィクションの妙です。

およそ「だます」側も「だまされる」側も土俵に上がった力士の対戦です。

善意も悪意も全部ないまぜにしたところで子供だましを寛容に受け止めたいです。

子どもに好かれる人とそうでない人がいます。子供は敏感に肌で嗅ぎ分けます。

私は子どもに好かれます。子供が好きですから好かれると嬉しいです。

さて、めったに見聞きしない「子供魂(こどもだましい)」です。

人は誰でも昔はみな子どもだった。けれどもそのことを忘れずにいる大人は極めて少ない。といった言葉を残した人は「星の王子様」をかいたサン・テグジュペリさんです。

子どもだったことを忘れずにいる人、忘れまいとあがなっている人の中に息づいているのが「子供魂」なのです。子供魂は童心とも言い表せます。

童心の中には普遍性があります。

その普遍性を拾い集め新たな形を創り出す試みの中にものづくりとしての私は

22世紀に向けての駅伝ランナーのバトンを思い描いています。