ばぶさんポエム おむすび (第2稿)
ばぶさんポエム おむすび (第2稿)
おむすび
炊き上げたご飯を真ん中に
ふたつのてのひらがであう
互いのてのひらを感じつつ
つつみこんだご飯を
強すぎもせず
弱すぎもせず
むすび合おうとするひとつのこころが
ひとつのおむすびになる
ふたつのてのひらのまん中に
ほら、私たちのおむすびがひとつ
※おにぎりという呼び名もありますが、私は「おむすび」のほうが好きです。
何故かというと「おむすび」のほうが心と心がつながりあっているように感じるからです。
他の誰かと誰かが対等に結び合って世の中のあらゆる営みが成り立っているのです。
だから「ありがとう」も「ごくろうさま」も共に美味しくいただきます。