タヌキを見ました
タヌキを見ました
たまたまですがお正月の2日、昼前の11時過ぎのこと。
夜行性の野生動物のはずのタヌキを2匹見ました。
1匹目は工房の進入路の坂下で。
わたしと目が合うなり俊敏に草むらの中に姿を隠しました。
その坂を上がり切ると坂上の奥のほうで2匹目を見ました。
今度のは目が合って一呼吸くらい間があって土手のほうへと消えました。
1匹目は若者でした、毛並みもよくコロンとした体形。
2匹目のはその親でしょうか、少々痩せ細っていました。
その30分後くらいに3度目の目撃。これは2匹目の狸と同じタヌキです。
腰のあたりで体毛はだいぶん抜けていて尻尾にかけてはもっとちょろちょろでした。
栄養が足りないと体内に虫も湧いて毛が抜けるのだそうです。
昨年の暮れにタヌキの世間話を工房の大家さんとしていました。
「ばぶさん、このごろタヌキ見かけたかい?」
「最近見かけませんね、絶えちゃったんでしょうかね」と立ち話していたばかりです。
生息の確認は実害のない私たちにすれば朗報でしょうか。