donpo9’s blog

脳卒中を体験した人の生活の楽しみ具合レポート

オリエンテーションやガイダンスの3日間の中で

オリエンテーションやガイダンスの3日間の中で

 

 

入校式の初日を含めて今日までの3日間です。

授業を受ける際の心構えや大切にして欲しいことなどの諸注意が紹介されています。

今までいい加減にやってきたことや知らずに来たこと、意識の曖昧だったことなど

頭の中の大掃除のような日々でした。

基本的な抑えのポイントの中でとても新鮮に感じた四字熟語の言葉が一つありました。

「語先後礼」(ごせんごれい)と読みます。

例えば「起立・おはようございます・礼・着席」の一連の流れ。

礼と頭を下げながら『おはようございます』といったのではわかりにくいから

『おはようございます』の言葉を先に言いきって、そしてあとから礼をする。

私にとっては全く初めての言葉でした。 

挨拶の仕方であり挨拶の型なのだという説明でした。

単なるうわべだけの薄っぺらなものではなくて

型を磨き上げてきた精神が脈打っていることが読み取れました。

挨拶が「相手に伝わりやすく」「わかりやすい表現」となる所作だそうです。

解りやすい表現伝わりやすい動作とはどのようなものだろうかと

以前から心砕いて暮らしてきましたからなるほどと合点がいきました。

ですから「語先後礼」は「生活の知恵」であるとも思いました。

長い歴史の流れの中でいつの頃からか、誰かが、発見し気づいた知恵の一つに

出会えたという感動を覚えました。

明日からは本格的に授業が始まります。ちょっとワクワクしています。