遅まきながら「鶴の恩返し」ならぬ「カラスの恩返し」の始めの一歩です
遅まきながら「鶴の恩返し」ならぬ「カラスの恩返し」のはじめの一歩です
木下順二さんの「鶴の恩返し」という作品がありますが、
ばぶさんの「(次男坊)カラスの恩返し」のはじめの一歩踏み出しました。
私は3人兄妹の真ん中で2歳年上の兄(故人・享年47歳)と3歳年下の妹がおります。
社会人になった時から「次男坊ガラス」のお気楽で自由に気ままに
やりたいことを見つけ、やりたいように生きてきました。
29年前父(享年66歳)亡き後、母の面倒は妹夫婦が見てくれているものですから
それに甘えて私はお気楽の自由気ままを決め込んで相も変わらず
好きなことを好きなようにやり続けてきました。
…が、ここ一二年で特に状況が大きく変わってきました。
一昨年には自分自身が脳卒中(脳内出血)を経験したこと、
去年9月に私自身も「高齢者」の仲間入りとなったこと、
転職し保育の仕事にピリオドを打ち、「老々介護」の彼方を見据え、
志も新たに、都立の職業能力開発センターで介護の勉強をし、
卒業の後、4月中旬よりデイサービスセンターの介護スタッフとなり、
後期高齢者の方々の自立支援のお手伝いをするようになりつつも、
肝心の実母に対しては何にもしてきていなかったじゃないかと猛省。
今年92歳になる母が最近だいぶ弱くなって妹の負担が富に増している実情。
母への感謝と今まで介護をし続けてくれた実妹の労力に報いなくてはと一念発起です。
「鶴の恩返し」ならぬ「カラスの恩返し」のはじめの一歩踏み出しました。