donpo9’s blog

脳卒中を体験した人の生活の楽しみ具合レポート

リサイクルガーデニング (故・友さんのハンマーの活躍)

リサイクルガーデニング (故・友さんのハンマーの活躍)

 

  

 

7~8年前、大家さんの親戚筋の友さん(故人)からハンマーを一本お借りしました。

 

ハンマーが5~6本あり、面白いもので手にしてみるとそれぞれ微妙に違いがありました。

「どれでも(自分の)使いやすいのを使っていいよ」と承諾され、

一本一本手に持って振ってみて「重さ」と「柄の太さと長さ」が

私の身体に一番しっくりなじんだハンマーを選びました。

使い勝手の良い道具が手に入ると作業効率がはかどるばかりか、

作業を続けていても疲れにくいという経験をこの時得ました。

 

暫く使わずにいましたのですっかり忘れていて、お借りしたままで返しそびれていたのです。

昨年、友さんの祥月命日(6月)に墓参りをして借りっぱなしだったことを思い出しました。

大家さんの敷地内に打ち捨てられていた耐火ボードの屋根材の山を

ハンマーで全部細かく砕いて片づけた実績があります。

細かく砕いたガラは大家さんが適宜敷地のあちこちに撒きました。

お盆前後の作業でしたから友さんの供養の思いを込めてハンマーを振りました。

 

そして今年の話。

大家さんにお借りしている工房の周辺に5か所の花壇を作っています。

第二花壇のすぐわきに、大家さんの敷地のどこかから出てきたものか

コンクリートガラが捨てられてありました。

既に2年近くの月日が流れていましたから

『何となしの風景の一部』のようになっていました。

正直、花壇のすぐそばにこれじゃあ興ざめだよ…と思っていました。 

一方、雨が降るとぬかるむ浅い溝が15メートル位あり

車を置かしてもらうときにちょっと厄介でした。

11月のある日このガラを砕いて溝に撒いてみようと閃きました。昨年実績済みです。

再び友さんのハンマーの登場です。道具は使われてこそ力を発揮します。

12月に入ってから休みの日の早朝に始めて昼過ぎまで土方作業をしました。

砕いたガラを溝に撒くとちょうど分量が足りて、ガラ捨て場はきれいに更地になり、

溝は埋めて平らになり『一石二鳥』『一挙両得』のリサイクルガーデニングでした。