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脳卒中を体験した人の生活の楽しみ具合レポート

大き目のフォークを「調理器具」として使ってみると

大き目のフォークを「調理器具」として使ってみると

 

 

大き目のフォークといってもごくごくスタンダードなサイズのものです。

例えばスパゲッティ屋さんで食事をしたとして、そこで出てくるあの大きさのフォークです。

これをナイフやスプーンやお箸などと同様の摂食のための道具というのではなく調理器具として使ってみたら「なんと重宝なのでしょう」と驚いています。

二つほど実践例をご紹介します。

☆ IHヒーターにフライパンを乗せ、溶き卵を流し込んで蓋をしてそのまんま2分弱過熱します。焼いている途中の卵はひっくり返したりせず放置しておきます。

薄焼き卵の兄貴分のようなクレープのような厚さの卵焼きができます。

これをフライパンから取り出して皿に移すときに フォークさんを使います。

焼きあがった卵を半分に折り重ねるのも、さらに四分の一に折り重ねるのも意のままにできます。自分でもほれぼれするような鮮やかな手さばきです。

菜箸やフライ返しなどよりも使い勝手が良くて重宝です。我ながら感動しています。

 

☆味噌汁を一杯分作るとき、ミルクパンにダシ入りのお湯を沸騰させ火を止めて味噌を溶きます。この時お味噌の容器から適量の味噌を掬い取る時も掻き出す時も器の中でお味噌を溶かす時もフォークさんは実に手際よくいい仕事をしてくれます。

今まで小さなお玉や大匙でみそを溶こうとしてスムーズに溶かしきれずにまだるっこしく感じながらしていたものが嘘のようにフォークいっぽんで実にスムーズに味噌をお湯に溶かしきれます。

ここでも自分でもほれぼれするような鮮やかな手さばきです。

見慣れた道具も視点を変えて使い込んでいくと結構いろいろ新たな発見と出会えます。