donpo9’s blog

脳卒中を体験した人の生活の楽しみ具合レポート

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

モチモチの木・考  その1  幼い子にとって暗がりは恐怖です

モチモチの木・考 その1 幼い子にとって暗がりは恐怖です 作者の斎藤 隆介氏は1917年1月25日生まれ~1985年10月30日(68歳没)の日本の児童文学作家。1917年ということは大正6年、私が生まれる36年前です。もし仮に斎藤隆介さんが今年御存命なら齢101歳です。…

限りのぎりのぎりを極めてみたい

限りのぎりのぎりを極めてみたい 自分という「限り」の縁のへりを丹念に歩いてみたい。限りのぎりのぎりを極めてみたい。限りがあるというのは無限大とは違うけれど不自由というのはなんて自由なんだろう。ガッシュ絵の具のようにスペースをマットに塗りつぶ…

一日24時間

一日24時間 24という数字は実にうまくできているなぁっと最近思います。もっとも人間の身体のリズム(体内時計は25時間のできているのだそうですが・・・)、それにしても一日を24等分に分割した割り振りのアイデアには興味深いものを感じます。何処を…

紛れて見失った銀行のキャッシュカード

紛れて見失った銀行のキャッシュカード あせりました。あるべきカードがあるべきところになかったのです。幾つかの銀行のキャッシュカードを使用目的別に分けて併用しています。 某銀行のカードに関しては工房の家賃を大家さんの口座に振り込むことをもっぱ…

今年の抱負を思い描いてみます もっと厳密にいうと今年からの抱負といったほうがふさわしいです。私は今年の9月に65歳を迎えます。あと何年生きられるか、あと何年しか生きられないのかは定かではありませんが、いずれ訪れるであろう終焉に向けて今一歩(…

まだ雪解けぬ朝の「お気をつけていってらっしゃい」

まだ雪解けぬ朝の「お気をつけていってらっしゃい」 22日から降った大雪。 その日の夜のうち翌朝歩きやすいようにと歩ける幅の道を付けました。が、夜・夜中も降り続けていたようで、翌朝(23日火曜日)出勤の時には段差の痕跡は確認できつつも通り道は雪で…

等身大の私で『モチモチの木』

等身大の私で『モチモチの木』 3月は私の朗読仲間とやっている朗読会『ひねもす朗読会(第34回)』と私の主催する『第20回朗読会 ばぶの会』の二つがあります。ひねもす朗読会は3か月に一遍のペースで開催しています。私の主催する朗読会は2カ月に一遍(…

第19回朗読会 ばぶの会 無事終了 (報告)

第19回朗読会 ばぶの会 無事終了 (報告) 心配していた天気も持ちこたえてくれて朗読会無事終了いたしました。出演者の皆様ありがとうございました。朗読参加をしてくださる方々のレベルがどんどん高くなっているその成長ぶりが主催者としてとても嬉しいです…

『氷河ネズミの毛皮』そして『水仙月の四日』   その5

『氷河ネズミの毛皮』そして『水仙月の四日』 その5 雪山で吹雪に巻き込まれて立ち往生し遭難しかかった子どもは、ゆきわらしの助力で命拾いします。最後に死なずに生き延びてくれる登場人物の物語は賢治さんの作品では少ないです。生き延びてくれるとホッ…

あしの裏 (出発前の会話)

あしの裏 出発前の会話 かかとがつまさきに言いました。 「おーい10ぽんの兄弟たち、しっかり大地をつかんでいるかい?」 ゆびさきたちはむずむずへんじしました。 「つかんでいるよ、がっちりスクラムくんでさ。かかとさんはどうだい?」「ああ、しっかり…

足枕作ってみました

足枕作ってみました 思いついたのが7日前。試みの第1弾を実行したのが5日前。就寝する時に『あれぇ、ちょっとばっか昨日よりも足むくみ過ぎかなぁ』目に留まった布製の箱状のものを足にあてがって眠りました。ちょっと高さが高すぎだったかも。若干違和感が…

『氷河ネズミの毛皮』そして『水仙月の四日』  その4

『氷河ネズミの毛皮』そして『水仙月の四日』 その4 ベーリング行きの最大急行の同乗客の中に黄色い硬い帆布の上着を着た若い船乗りらしい青年がいます。この青年のイメージが今ひとつ掴みきれないままに朗読の稽古を進めていました。青年は自分にだけ聴こ…

『氷河ネズミの毛皮』そして『水仙月の四日』  その3

登場人物たちのセリフの言い回しは朗読をする人にとって一番工夫のし甲斐があるところで一番おいしいところです。朗読を始めた最初の頃はいわゆる声色(こわいろ)を使って読んでいたという傾向がありました。そのほうが良い朗読 (?) というような勝手な思…

『氷河ネズミの毛皮』そして『水仙月の四日』   その2   (2017.12・04)

私にとって「水仙月の四日」のほうが先に出合っていた作品(宮沢賢治ワールド)なので正直いって賢治さんが「氷河ネズミの毛皮」のような作品世界も描いているのは新鮮な発見でした。どことなくミステリアスな雰囲気を漂わせながら始まるお話しの世界。「ベー…

『氷河ネズミの毛皮』そして『水仙月の四日』   その1     (2017・11・28)

私の主催する朗読会で近々に取り上げようとしている宮沢賢治さんの2つの作品です。 先ずは氷河ねずみの毛皮からお話しの冒頭近辺にさらりと出てくるこの文章に心釘付けです。「(前略)ところがそんなひどい吹雪でも夜の8時になって停車場に行って見ますと…

幸せづくりのツールボックス(道具箱)

幸せづくりのツールボックス(道具箱) この思いを伝えたいあなたがそこにいて、この思いを綴っている私がここにいる毎日の暮し・・・って素敵だしょう。これってきっと恋心?優しくぎゅって恋心をハグします。 又聞きのまたぎきですからいったいどなたの言…

眠りと目覚め

眠りと目覚め 昨夜(1/10)は24時より前でしたが、ここ最近の中では遅めの就寝でしたが、目が覚めると5:05でした。途中夜間排尿に目覚めることなく眠り続けられたのです。感動です。とっても幸せな気分を満喫しています。こんな当たり前の生活(就寝~起床・熟…

ばぶさん 『水仙月の四日』にあそぶ

ばぶさん『水仙月の四日』にあそぶ 雪の情景描写がなんとも綺麗なのです。「・・・雲もなく研き上げられたような群青の空から、まつ白な雪が、さぎの毛のように、一面に落ちてきました。それは下の平原の雪や、ビール色の日光、茶色のひのきでできあがった、…

人生絶えず「今日が一番若い」のですから、新たな局面は新たなスタートライン

人生絶えず「今日が一番若い」のですから、新たな局面は新たなスタートライン 括約筋の衰えも、箸の操作の不具合も、踏ん張り切れずに安易によろけそうになるときも、自分の身体の変化のあれこれをめぐって、簡単に信じられないような出来事に気付くと、苦笑…

箸先に願いを込めて リハビリーを兼ねた食事です

箸先に願いを込めて リハビリーを兼ねた食事です 今年もあと二週間だなぁとふっと感じた昨年の暮れのことです。食事をしていて「あれ?へんだなぁ、・・・まさか・・・でもほんとうだ」箸先に力が入っていないというか摘まみ方の力が弱いというか曖昧なので…

ああ老眼 棘が抜けない

ああ、老眼 棘が抜けない 昨日(1/5)のことです。左の親指の内側第一関節よりも指先に向かって9㎜位のところに長さ約0.4㎜弱位、太さにしたらそれこそ0.03㎜位の棘が一本刺さりました。 新年早々なのですが、昨年の暮れに取り掛かった草取りの取り切れていな…

日々加齢しているのだから、嘆きの対象にはしないことにしました。

一年くらい前から活躍が鈍り出した括約筋。外付け厠の居住空間なのですからその分ゴールまでちょっとばかり遠く、薄暗いのです。よろけぬように慎重に歩みを進めます。 水道栓のパッキンと同じですから弛みだすとついつい言うことを聞かない括約筋君のことを…

リアルタイムで読める幸せ

リアルタイムで読める幸せ 宮澤賢治さんの「なめとこ山の熊」という作品に主人公の淵沢小十郎の母親が出てきます。その母親は『…今年九十になる母…』です。私の母親は昨年九十になりました。 斎藤隆介さんの『モチモチの木』等お話しに出てくるじさまは(今…

蟻がリュックしょって富士登山

蟻がリュックしょって富士登山 今朝から頭の中をこの歌がぐるぐる回っています。 ♪きのうみたゆめちっちゃいでっかいゆめだよありがりゅっくしょって ふじとざん (ヘイ)♪ 御存じ ♪アルプス一万尺♪の歌のかえ歌のそのまた替え歌です。この歌の歌詞29番まであ…

正月元旦 そして正月二日に思う事

正月元旦 そして正月二日に思う事 今年の初日の出きれいでした。昨日(毎年の行動ですが)、私の生れた町(神奈川県平塚市)の海岸で初日の出を見ました。綺麗なご来光でした。振り向けば西の正面に朝日に生えた富士山が麓までくっきりと見える程よく晴れ渡っ…