donpo9’s blog

脳卒中を体験した人の生活の楽しみ具合レポート

次男坊カラスの恩返し その3

次男坊カラスの恩返し その3

 

 

まず、お断りです。

「カラスの恩返し」の表題を今回より「次男坊ガラスの恩返し」に改めます。

 

さて、4月半ばよりデイサービスセンターの介護要員として働きだして

40日弱が経ちました。

この間職場の同僚・諸先輩と折に触れ四方山話などして、

ある共通点に気が付きました。

それはご両親もしくは片親がすでに故人となっている職員が意外と多い

という現実です。

漠然とではありますが、思い描いていた以上に多かったことです。

「孝行したいときには親は無し」ということわざがありますが、

これは事の本質を捉えだし、かなり言い得ている金言です。 

私の父(大正12年生まれ・・・関東大震災の前日に生まれました)は

平成2年に66歳で鬼籍に入り、気が付けば私自身は直に65歳と9カ月です。

昭和2年生まれの母はだいぶ衰えてきてはいますがそれでもまだ健在です。

今月で92歳になります。有難いことに生きてます。

「孝行したい時に母親はまだ生きていてくれている」

親孝行できる内なのだからまだ間に合うのですから、何かやらねば。

ともかく、できるだけ親孝行に尽くしたいと思います。

有難いことにこれまでおふくろの面倒は妹夫婦が見続けてくれました。

何しろ私は「脳天気な次男坊ガラス」です。

今まで好きなことを好きなようにやらしてもらってきています。

その分今からでもできる恩返しを試行中です。

とはいえ92歳になる母は日中ベッドでまどろんでいる時間も多いです。

まさか母を揺り起こして「一緒に遊びましょ!」も成り立ちません。

そこで考えました。

直接母に孝行ができないでも、母の面倒を見続けて来てくれた妹の家事労働を

少しでも担えば巡り巡って親孝行につながるのではないかと思いました。

介護のバイトは週4日「水・木」は休みなので極力実家に帰って

介護の自主研修を兼ねた帰省をしています。

そして介護のバイトの勤務は実母への介護の実践的練習(予習復習?)を兼ねています。