donpo9’s blog

脳卒中を体験した人の生活の楽しみ具合レポート

伊豆キャンプ2019 キャンプ寸描レポート

伊豆キャンプ2019 (7/267/31)に参加してきました 

 

 

私は26日から30日までしか参加できませんでした。

途中で返ったためいつもとは反対に皆さんに見送られる初めての体験でもありました。

結果的には大きな台風の直撃も受けずにキャンプは進められました。

けれども7/26日の時点では週末には台風の影響も予測されるという予報でした。

そこで7/26の夜明け前330分ごろ目が覚めてしまい、

最悪のコンディションの中に見舞われた時の「雨天プログラム」を

用意しておこうとやにわに準備をしました。

ワークショップというほどのものでもありませんが雨で外へ出られないときに

子どもたちが退屈しないで済むようなサブプログラムという

「制作活動」を考えました。

 

「ハサミ将棋の駒を絵付けして、できた駒を使って対戦する」キャンプ終了後にはテイクアウトして自宅で家族やお友達とあそびを続けられるというコンセプトです。

その為のゲーム板も6家庭分作り置きしておきました。

駒の材(直径22㎜・厚み10㎜・ブナ材)162個のサンディングは

現地で子供たちを巻き込んで仕込むことにしました。

ここまでの準備だけでも4時間半かかりました。

 

全員が製作するというような強制的な課題にはせず、

あくまでも興味を持った子供の「やりたい・作りたい」の気持ちに沿った

自由参加のスタイルで、「やりたいこと」の選択肢の一つにして提供する。

 

/27の午後サンプル用に一組のハサミ将棋を目の前でざっくり作り

子供たちのうちの誰かの興味をそそってみました。

今年初参加の小6男子と小3男子の二人が食いついてきました。

私のサンプル品で勝負をしているうちに

「自分のチームを描きたい」と申し出があり

これをとっかかりに二人のゲーム熱はさらにヒートアップ。

遊びこんでいる様子に他の子(女の子)も「私も作りたい」と

制作に取り掛かりました。

「私も勝負に参加したい」とスタッフの大人も混ざって、

いっときは広間の3か所でハサミ将棋のゲームが成り立つような

光景になりました。

駒はいわば自分のサッカーチームのようなもので

自分より強い相手を誘って挑んでいきました。

大人も子供も本気で遊んでいます。

キャンプのメイン活動の合間の隙間時間に断続して、早朝や、食後や、就寝前とかに

それこそ、『寸暇を惜しんで遊び』まくっていました。

今頃は福島に返って各家庭で家族も巻き込んでキャンプの余韻に浸りつつ

ハサミ将棋を楽しんでいることでしょう。

 

28()の川遊びは台風の影響も想定されたため

急遽隣町の稲取の海辺のプールに隣接している磯部の潮だまりで遊びました。

シュノーケルを使って泳ぐ大小の魚の姿を追いかけ見たり、岩場でカニを追い回したり、

濃厚な遊びのひと時でした。

帰路は町営の温泉施設で入浴をして宿舎に戻りました。

 

29()は自由行動の時間帯を挟んでみんなが集まった午後からは

地元のSさんのバルンアート(子供たちからは風船おじさんと

慕われています)のパフォーマンス、飛び入りのボランティアさんの誘いで

摘んだばかりの茶葉をモミモミ手もみして「紅茶づくり」体験、地元で活躍している

作家さんのパフォーマンスの『伊豆に生息している昆虫』のお話。

30()夜に向けてのワークショップ『ランタンづくり』

 

今回のばぶさんのお話タイムはキャンプ期間中に都合4回上演しました。

29()の夜公演は子どもたちとボランティア参加の地元の方々なども含めての

朗読会でした。

演目はばぶさん脚色バージョンの「王様の新しい服2019」を語りました。

https://www.youtube.com/watch?v=AFQvZC22ves&t=18s

 

恒例のバブカフェは26()の夜から30()の昼前までに119杯の

ドリップ珈琲を提供しました。今回は8種類のコーヒー豆&粉を持ち込みました。

付き添いの親御さん、厨房の裏方スタッフ、地元のボランティアの方、

取材に来られた役場の職員などの来訪者、

それぞれコーヒーのテイストを案内書のプリントを読んで選定したり

「マスターにお任せ」したりというような感じで味わっていました。

コーヒー好きな方はお替わりに粉を変えて34杯と楽しんでいました。

今年は8種類全部を制覇した方はおられませんでした。

 

去年一昨年参加した学童の中にはお母さんに珈琲を淹れたいと

メジャーカップで豆を計量しコーヒーミルで豆をガリガリと粉に挽ドリップして

『はいどうぞ』とふるまっている子もいました。

大きな付加価値のついたコーヒーの味は我が子の成長ぶりも反映した

特別の味わいだったことでしょう。