donpo9’s blog

脳卒中を体験した人の生活の楽しみ具合レポート

「花とうつわ展」を観てきました

「花とうつわ展」を観てきました


 

知り合いの陶芸作家が「花とうつわ展」というグループ展に出展しているので
台風一過の昨日(10/13)都内のギャラリーに出かけました。

そこで私は初めて「花留」というものに出会いました。

インターネットで調べたものによるとこのような解説がありました。

『花留とは・・・花配 (はなくばり) ともいう。生け花用語。
花器の内部に配置して
花材を生けやすく,留めやすく,ぐらつきにくくするために考案された用具。
生け花初期にはみられず,初めは簡単な詰め物,藁込 (わらごめ) ,板込,砂留など,
次には轡 (くつわ) ,鋏,鎖などの応用,生花期には木密,股木などの花配,
受筒 (胴輪) ,薬研配 (やげんくばり) ,観世水,七宝,亀甲など,
近代になって剣山の類が考案された。』

実際の花器と生け花のコラボで展示されていたので新鮮に楽しめました。
野の草花や野草などが3040種類持ち込まれ生けてあり眼を楽しませてくれました。
花屋さんなどで売られている切り花とは全く違う世界を表現してくれていました。

嶮山やオアシスに生ける表現世界と花留に生ける表現世界の両方を見て
自分なりに感じたことは

「 剣山やオアシス」の類に生けるのはデジタルな表現世界で、

一方「花留」に生けるのは微細な余白がある分だけアナログな表現世界
なんだろうなあって感じました。